⛩️滋賀・長浜に来たら竹生島へ🏝️|船で渡る無人島の聖地・参拝ガイド【完全版】
長浜港から船で渡る、無人島の聖地参拝
長浜駅から港まで徒歩10分、船で片道30分の小さな船旅。
長浜の港から船に揺られること約30分。琵琶湖の北に、こんもりと緑をたたえた小さな島が見えてきます。竹生島(ちくぶしま)——周囲わずか2km、花崗岩の一枚岩でできた、断崖に囲まれた神秘の島です。島には宝厳寺と都久夫須麻(つくぶすま)神社があるだけで、民家は一軒もありません。古くから「神が棲む島」として崇められてきた、湖国を代表するパワースポットです。
当館・和乃リトリートひといきがある長浜は、竹生島へ渡る船が出る港町。地元の人間として、ぜひ一度は訪れてほしい場所です。この記事では、長浜港からのクルーズの乗り方から、島での過ごし方、見どころ、そして地元ならではのコツまで、竹生島参拝のすべてをまとめました。船で渡る小さな聖地巡礼へ、出かけてみませんか。
- ⛩️ 竹生島ってどんな島?
- ⛴️ 長浜港からのアクセス・クルーズ情報
- 🗺️ 島での過ごし方・モデルルート
- 📿 竹生島の見どころ(宝厳寺・都久夫須麻神社)
- 🍂 季節ごとの楽しみ方(晴れの日・紅葉・初日の出)
- 💡 地元目線で教える参拝のコツ・注意点
- 🏡 竹生島参拝の拠点に、長浜の町家ステイ
⛩️ 竹生島ってどんな島?
神と仏だけが棲む、湖上の聖地
琵琶湖の北部に浮かぶ周囲約2km、標高約200mの小さな島。島全体が花崗岩の一枚岩でできており、急斜面と深い緑に覆われた姿は、まさに「神の島」。島内にあるのは宝厳寺と都久夫須麻神社のみで、民家も商店もありません。日本三大弁財天の一つに数えられ、琵琶湖八景「深緑 竹生島の沈影」としても知られる、唯一無二の聖域です。
竹生島へは、電車でも車でも直接渡ることはできません。島へ行く唯一の手段が、クルーズ船です。だからこそ、湖を渡るひとときも含めて、特別な旅になります。長浜港のほか、今津港(湖西)や彦根港からも船が出ていますが、ここでは当館から最も近い長浜港発のクルーズを中心にご案内します。
⛴️ 長浜港からのアクセス・クルーズ情報
竹生島参拝のいちばんのポイントは、船の時間に合わせて動くこと。まずは長浜港までの行き方と、クルーズの基本情報を押さえましょう。
🚶 長浜港までのアクセス
クルーズが発着する長浜港は、JR「長浜駅」から琵琶湖に向かって徒歩約10分。駅前の道をまっすぐ湖へ歩けば着く、わかりやすい立地です。長浜城のある豊公園のすぐそばで、港の周辺には駐車場もあります(お車の場合)。当館からも歩いて港へ向かえる距離です。
- 🚃 電車
- JR「長浜駅」から徒歩約10分
- 🚗 お車
- 北陸自動車道「長浜IC」から約15分。長浜港周辺に駐車場あり(多客時は満車の場合あり)
- 🏡 当館から
- 長浜港まで徒歩圏。チェックイン前後の参拝も可能です
⛴️ クルーズの基本情報(長浜港発・琵琶湖汽船)
長浜港から竹生島へは、琵琶湖汽船の「竹生島クルーズ」が運航しています。片道約30分の船旅で、島での上陸時間は約75〜85分。往復で、だいたい半日あれば気軽に楽しめます。
- ⏱️ 所要時間
- 長浜港〜竹生島 片道約30分
- 🏝️ 上陸時間
- 約75〜85分(便により異なる)
- 💴 乗船料
- 長浜航路 往復 大人(中学生以上)3,600円・小学生1,800円 ※2026年
- 📿 入島料
- 別途 大人(中学生以上)600円・小人300円(上陸して拝観する場合)
- 🚢 便数
- 通常期は1日数便。時期によりダイヤが変わります
- 🅿️ 駐車場
- 長浜港周辺にあり
🗺️ 島での過ごし方・モデルルート
上陸時間は約75〜85分。決して長くはありませんが、島はコンパクトなので、ゆっくり回っても1時間以内で主要な見どころを巡れます。船を降りてからの流れをイメージしておきましょう。
港に着いたら、入島料を納めて島内へ。目の前にいきなり現れるのが、本堂へと続く「祈りの階段」です。竹生島はとにかく階段が多い島。急勾配の石段を登りながら、宝厳寺の本堂、三重塔、国宝の唐門・観音堂、舟廊下を通って都久夫須麻神社へと巡るのが基本ルートです。最後に竜神拝所でかわらけ投げを楽しんで、港へ戻ります。
- ① 祈りの階段
- 港から本堂へ続く165段の石段。最初の関門です
- ② 宝厳寺
- 本堂(弁才天堂)・三重塔・宝物殿
- ③ 唐門・観音堂
- 国宝の唐門、西国三十三所第30番の観音堂
- ④ 舟廊下
- 観音堂から神社へ続く重要文化財の廊下
- ⑤ 都久夫須麻神社
- 国宝の本殿、竜神拝所でかわらけ投げ
📿 竹生島の見どころ
小さな島に、国宝や重要文化財がぎっしり。歴史と信仰が凝縮された、見ごたえのある聖地です。
神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願により行基が開いたと伝わる古刹。日本三大弁財天の一つに数えられ、本尊は千手千眼観世音菩薩。西国三十三所観音霊場の第30番札所として、巡礼の方々が全国から訪れます。本堂(弁才天堂)には弁財天が祀られ、商売繁盛・芸事上達のご利益で知られています。豊臣秀吉との縁も深く、秀頼によって移築された建物が今も残ります。
- 🏛️ 本堂
- 弁才天堂。本尊・大弁才天を祀る
- 🗼 三重塔
- 江戸初期に焼失後、平成12年(2000年)に約350年ぶりに再建
- 📿 札所本尊
- 千手千眼観世音菩薩(60年に1度の御開扉。次回は2037年予定)
- 🔗 公式
- 宝厳寺 公式サイト
竹生島の建築の白眉。「唐門(からもん)」は、豊臣期の大坂城で唯一現存する遺構とされる極めて貴重な国宝です。豪華絢爛な桃山文化を今に伝えます。その奥の「観音堂」が西国三十三所第30番札所。観音堂から都久夫須麻神社へと続く「舟廊下」は、豊臣秀吉の御座船の用材を使って造られたと伝わる重要文化財で、斜面にせり出した懸造り(舞台造り)の構造も見どころです。2020年に修復保存事業が完了し、美しい姿を見ることができます。
竹生島神社とも呼ばれ、市杵島比売命(弁財天)などを祀ります。本殿は、豊臣秀吉が伏見桃山城の建物を寄進したと伝わる国宝。内部は桃山時代を代表する優雅できらびやかな装飾が施されています。そして竹生島参拝の名物が、本殿向かいの「竜神拝所」から行う「かわらけ投げ」。2枚の素焼きの皿に名前と願い事を書き、湖に突き出した宮崎鳥居へ向かって投げます。見事に鳥居をくぐれば願いが叶うと言われていますが、これがなかなか難しい。琵琶湖を背に願いを込めて投げる、竹生島ならではの体験です。
- ⛩️ 本殿
- 国宝。伏見桃山城の建物を移築と伝わる
- 🎯 かわらけ投げ
- 竜神拝所→宮崎鳥居へ。2枚1組で願掛け
- 🐉 八大竜王拝所
- 水を司る龍神を祀る
🍂 季節ごとの楽しみ方
竹生島は通年で参拝できますが、訪れる季節や天気によって、まったく違う表情を見せてくれます。
地元の人間として声を大にして言いたいのは、竹生島は晴れた日に行くのがいちばん、ということ。理由は2つあります。ひとつは、長浜港から島までのクルーズが格別に気持ちいいこと。船のデッキに出て、青い琵琶湖の風を受けながら島へ近づいていく時間は、晴れの日にしか味わえません。「景色が美しいので、船内にいるのはもったいない」と多くの人が言います。もうひとつは、島の上から見下ろす琵琶湖のパノラマが、晴天だと本当に美しいから。かわらけ投げをする竜神拝所からの眺めも、青空の下では一段と映えます。
秋の竹生島もおすすめです。島を覆う深い緑が紅葉に染まり、石段や社殿が色づいた木々に包まれます。琵琶湖の青と紅葉のコントラストは、秋ならではの絶景。紅葉シーズンは観光客も増えるので、WEB予約と、混雑を避ける逆回りルートを活用してください。
竹生島クルーズには、元日の「初日の出クルーズ」をはじめ、季節ごとの特別運航やイベントクルーズがあります。通常期とは異なるダイヤ・特別な便が出ることもあるので、お正月や季節の節目に訪れる際は、必ず公式サイトで最新の運航情報をチェックしてください。
💡 地元目線で教える、参拝のコツ・注意点
- WEB予約をしておく:特に土日祝・桜・紅葉シーズンは混みます。乗りたい便を事前に確保すると安心
- 公式サイトで当日のダイヤを必ず確認:季節でダイヤが変わり、特別便・運休日もあります
- 帰りの船の時間を最初に確認:上陸時間は約75〜85分。乗り遅れないよう、戻る便の時刻を頭に入れて行動を
- 悪天候時は欠航・引き返しも:強風や波で着船できないこともあります。天気予報のチェックを
- 歩きやすい靴で:島は急勾配の石段だらけ。スニーカーなど歩き慣れた靴がおすすめです
- 飲み物を持参:後述のとおり島に飲食店はありません。特に夏場は水分を持って
- 船のデッキは風が強い:晴れていても湖上は風が冷たいことが。羽織るものがあると安心
- 御朱印帳:西国三十三所巡礼の方は忘れずに。納経所は混むこともあります
船旅も、参拝のうち
竹生島の魅力は、島そのものだけではありません。長浜の港を出て、少しずつ島が近づいてくる30分の船旅も、参拝の大切な一部です。だからこそ、晴れた日を選んで、ぜひデッキに出てみてください。湖の風、遠ざかる長浜の町、近づく神の島——その全部が、竹生島参拝の思い出になります。
そして帰りの船で長浜港に戻ってきたら、そのまま町歩きへ。黒壁スクエアも当館も、港から歩いてすぐです。船旅と町歩き、両方楽しめるのが、長浜を拠点にする竹生島参拝の醍醐味です。
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🏡 竹生島参拝の拠点に、長浜の町家ステイ
竹生島クルーズが出る長浜港は、当館・和乃リトリートひといきから歩いて向かえる距離。朝いちばんの船で島へ渡り、午後は黒壁スクエアで町歩き、夜は町家でゆっくり——そんな1日が叶います。船の時間を気にせず、前泊・後泊でゆとりを持って参拝できるのが、長浜に泊まる大きなメリットです。
1泊2日・竹生島と長浜を楽しむ
1日目:午後にチェックイン → 黒壁スクエアで町歩き → 琵琶湖の夕日 → 貸切サウナでととのう
2日目:朝、長浜港から竹生島クルーズ → 島を参拝 → お昼に長浜でグルメ → 帰路へ
船旅・聖地参拝・町歩き・サウナと、長浜ならではの体験が詰まった1泊2日。竹生島は午前中に行くと、その後の予定も組みやすくおすすめです。
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