滋賀の秋絶景ガイド2026🍂|彼岸花・コキア・コスモスの見頃と定番スポット【紅葉前の9月・10月】
滋賀はもう秋の絶景です。
9月・10月にしか出会えない滋賀の風景を、長浜の宿がご案内します。
「滋賀の秋の絶景」と聞いて思い浮かぶのは、鶏足寺やメタセコイア並木の紅葉かもしれません。でも紅葉の見頃は11月中旬から。その前の9月・10月にだけ現れる風景が、滋賀にはたくさんあります。
琵琶湖を背に真っ赤に燃える彼岸花の群生、標高680mの山頂を染める8,000本のコキア、中世ドイツ風の丘に広がる約100万本のコスモス——。空気が澄みはじめるこの季節、湖国の空と湖はひときわ青く、花の色が映えます。見頃の早い順にご紹介します。
🌺 彼岸花(桂浜園地):9月中旬〜下旬
🔴 コキア(びわこ箱館山):9月下旬〜10月中旬
🌸 コスモス(ブルーメの丘ほか):10月中旬〜11月上旬
⛰ 湖と空の絶景(賤ヶ岳・白鬚神社など):秋晴れの日ならいつでも
※開花は気候により前後します。お出かけ前に各公式サイトの開花情報をご確認ください。
🌺 まずは彼岸花——琵琶湖岸が真紅に染まる「桂浜園地」(高島)
秋の一番手は、高島市今津町の琵琶湖岸に広がる桂浜園地の彼岸花群生地。関西屈指の名所で、湖を背景に真っ赤なじゅうたんを敷いたように咲き誇ります。ここの真骨頂は朝——琵琶湖から昇る朝日が遮るものなく彼岸花を照らす瞬間は、日の出前からカメラマンが待ち構えるほどの神秘的な風景です。晴れた日は沖に浮かぶ竹生島を構図に入れられるのも、湖岸ならでは。
🔴 山頂を染める8,000本——「びわこ箱館山」のコキア(高島)
続いて9月下旬から色づきはじめるのが、標高680mの山頂リゾートびわこ箱館山のコキア。ゴンドラで約8分、山を登った先に関西最大級・約8,000本のコキアが斜面いっぱいに植えられ、緑から赤へのグラデーション、そして真紅へ。眼下に琵琶湖のパノラマ、頭上に秋の空——赤・青・碧の三色が揃う、この時期だけの色彩です。虹のカーテンや「びわ湖のみえる丘」などの写真スポット、ジップラインをはじめとするアクティビティ、パフェ専門店まで揃うので、家族でもカップルでも一日過ごせます。
ひとつ裏技を。開催日限定のナイトゴンドラ(9月は星空ナイト・満月ナイト・ランタンナイトなどの日程あり)は追加料金なし・通常の入園料のまま夜まで楽しめます。月明かりに照らされる湖面は、昼とは別世界です。開催日は公式サイトのカレンダーでご確認を。
🌸 約100万本のコスモス——「ブルーメの丘」と近江八幡の畑(日野・近江八幡)
10月中旬、秋絶景のバトンはコスモスへ。中世ドイツの農村を再現した滋賀農業公園ブルーメの丘(日野町)では、園内と周辺の花畑に約100万本のコスモスが咲き、丘一帯が桃色に染まります。アルパカや羊とのふれあい、西日本最大級のアスレチックタワーなど遊びも豊富なので、お子さま連れの秋のおでかけ先として鉄板です。
もっと気軽に楽しむなら、近江八幡の野田町コスモス畑や大中グリーン工房など、田園地帯の無料コスモス畑もおすすめ。畑の中の小道を歩ける場所もあり、散歩がてらの花見にちょうどいい規模感です。
⛰ 花がなくても絶景です——秋晴れの日に行きたい定番と秘境7選
秋は空気が澄んで、湖の青が一年でいちばん深くなる季節。見頃を気にせず、晴れた日にふらりと行ける展望絶景をまとめました。長浜の宿からはどれも日帰り圏です。
秀吉と勝家が天下を争った古戦場・賤ヶ岳は、当宿イチオシの地元絶景。リフトで6分+徒歩約300mで山頂に立てば、南に琵琶湖、北に余呉湖——ふたつの湖を同時に見下ろすパノラマが開けます。山頂は芝生が整備され、東屋やベンチで軽食もOK。空気の澄む秋は遠望が効き、竹生島までくっきり見えます。
日本百名山・伊吹山(1,377m)の9合目まで、全長17kmの舗装路で一気に駆け上がれる山岳ドライブウェイ。標高1,260mの山頂駐車場に着けば、眼下に琵琶湖、条件が良ければ若狭湾(日本海)まで——滋賀でいちばん手軽に「雲の上」に立てる場所です。展望カフェ「スカイテラス伊吹山」でパノラマを眺めながらひと休みも。山麓との気温差が大きいので、秋は一枚羽織るものをお忘れなく。おにゅう峠が上級者向けなら、こちらは家族でもご年配でも行ける天空絶景です。
湖北の秘境感を味わうならここ。琵琶湖最北部の岬を走る無料のドライブコースで、つづら尾崎展望台からは奥びわ湖の入り組んだ湖岸と竹生島を見下ろせます。麓には日本遺産の隠れ里・菅浦の集落。一部一方通行の区間があるので、案内標識に従ってどうぞ(冬季は閉鎖されます)。
琵琶湖に浮かぶ朱の大鳥居——「近江の厳島」とも呼ばれる近江最古級の大社。秋の澄んだ朝、湖上の鳥居越しに昇る朝日は息をのむ美しさです。桂浜園地の彼岸花と同じ高島エリアなので、早朝に白鬚神社→朝の光で桂浜の彼岸花という絶景ハシゴが組めます。
約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアがまっすぐ続く、言わずと知れた絶景街道。紅葉の見頃は11月下旬〜12月上旬ですが、9月・10月の深い緑のトンネルも実は絶品で、人出も紅葉期よりずっと穏やか。「混む前に静かに歩きたい」方はむしろ今が狙い目です。
彦根市石寺町の湖岸に、センダンの大樹にもたれるようにぽつんと置かれた一脚のベンチ。近所の方が「琵琶湖をゆっくり眺めたい」と据えたのが始まりで、ビワイチのライダー・サイクリストの間で「あのベンチ」と呼ばれ、いまやSNSで全国区の名所になりました。ベンチの向こうには青い湖と多景島。脇の階段から湖岸の砂浜にも降りられます。空の高い秋は、この「何もなさ」がいちばん絵になる季節です。
最後は滋賀の絶景の最高峰を。福井との県境、標高約820mのおにゅう峠は、かつて若狭のサバを京へ運んだ鯖街道(針畑越)の峠道。放射冷却の効く秋(例年10月頃〜)の早朝、条件が揃うと眼下の谷が一面の雲海に沈み、峠道が雲の上に浮かぶ——多くのカメラマンが夜明け前から待ち構える、滋賀随一の天空絶景です。10月下旬からは紅葉と雲海の共演も。撮影の定番は峠から滋賀側へ約1.6km下った第一展望ポイントです。
道はすれ違い困難な狭い林道が続き、早朝は鹿の飛び出しも。駐車場はなく路肩スペースのみ、最寄りのコンビニ・トイレまで車で約40分です。落石等で通行止めになることがあるため、高島市の林道通行状況を事前確認のうえ、運転に自信のある方向け。雲海は日の出から数時間だけの、出会えたら幸運な景色です。
見頃にあわせて紅葉ガイドを別記事でお届け予定です。
秋の絶景は「朝」が主役です。彼岸花も湖中鳥居も、朝の斜めの光でまったく別の表情になります。長浜に泊まれば、白鬚神社・桂浜園地まで車で1時間弱、賤ヶ岳や奥びわ湖なら30分圏内——日帰りでは難しい「夜明けの絶景」に間に合う距離です。逆にコキアやコスモスは日が高い時間が色鮮やか。朝は湖西へ、昼は花畑へ、と組むのが湖北泊の勝ちパターンです。
夜明け前に出発して湖岸の朝日を独り占めしたら、
宿に戻ってサウナでひと休み——そんな贅沢な秋の一日を。
絶景スポットのハシゴに。湖北・湖西の走って気持ちいいルートをまとめています。
秋も花火があります。長浜の陣(9/16-18)・余呉の陣(10/16)の詳細はこちら。
賤ヶ岳・余呉方面へ行くなら、明治の鉄道トンネルめぐりもセットでどうぞ。
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