📅レジデンスアーティスト募集|コナレル(滋賀・長浜)
発酵カフェ&アトリエ コナレル(滋賀・長浜)
滋賀県長浜市の発酵カフェ&アトリエ「コナレル」では、この場を拠点に滞在・制作するレジデンスアーティストを通年で募集しています。ふなずしの蔵に併設された町なかのアトリエで、長浜という土地に滞在し、調査し、作品として返していただく仕組みです。滞在制作の場と居住スペース、往復交通費は当社が負担します(納品完了が条件)。滞在中の生計はご自身で成り立たせていただく形で、制作の自由度を雇用関係に縛られないようにしています。
当社は、長浜のまちなかを舞台とする「長夜の芸術祭」の事務局を運営しています。2026年の会期は10月29日〜11月13日。会場は町家や蔵、商店など、日常の場所そのものです。
次年度以降の出展作家は、このレジデンスに滞在し、長浜での制作実績がある方から優先的にお声がけします。参加を確約するものではありませんが、「まず滞在して、土地と人を知ってから作る」という順序を、私たちは大切にしています。
② 長浜という土地を調査・理解し、敬意を払って制作に向き合える方
③ 浴室のない暮らし(近隣銭湯の利用)に違和感のない方
コナレルは、ふなずしの蔵に併設されたアトリエ兼喫茶です。琵琶湖の魚を米と塩で漬け、時間をかけて発酵させる——湖北に千年つづくその営みのすぐ隣で、制作をしていただくことになります。
人と地域が出会うことで、思いがけない反応が生まれることがあります。そうした変化が、ゆっくりと積み重なっていくこと。それが、この場の大切な営みのひとつです。ここは制作だけに没頭するための場所ではなく、日常と人の気配の中で、表現を続ける場です。
このレジデンスは、教える場所でも、育てる場所でも、自由に過ごすための場所でもありません。すでに自分の制作を持っている方が、長浜という土地に滞在し、関わり、作品として返すための場です。
最初の1週間は、お互いの相性とこの場での過ごし方を確認する期間。その後、双方合意のうえ、1週間単位で更新します。合えば続きますし、合わなければ期間満了で終わります。どちらも、正解です。「1ヶ月集中、空けてまた1ヶ月」といった断続的な滞在にも柔軟に対応します。
滞在中の生計は、ご自身で成り立たせていただきます。当社からの直接的な金銭的対価はありませんが、滞在制作場所の無償提供/居住スペース(光熱費・Wi-Fi無償)/往復交通費の負担(上限3万円・領収書精算)という形で、滞在にかかるコストの大部分は当社が負担します(いずれも納品完了を条件とします)。
そのうえで、フリーランス活動・リモートワーク・別事業の収入など、ご自身の経済的基盤がある方を想定しています。これは、制作の自由度を対価や雇用関係に縛られないようにするため、そして「働きに来た」ではなく「制作と地域に向き合いに来た」という関係性を保つためです。
長浜は、曳山まつり・浜縮緬・ふなずし・蔵・町家など、いくつもの文脈が層になって残っている土地です。レジデンス期間中は、地域を「素材」として消費するのではなく、調査・理解・対話を経て、敬意ある形で制作に反映していただきたいと考えています。
・滞在開始時に、関心のあるテーマ・人・場所をすり合わせ
・滞在期間中、地域の方との対面での交流の機会を持つこと(当社から近隣の作り手・職人・店主の方々をご紹介します)
・制作物に地域要素を取り入れる場合は、事前に共有いただくこと
この「対面での交流」を必須にしているのには、理由があります。SNSでの発信だけでは、作品も作家も、地域の中では存在しないのと同じになってしまうからです。まちの人が「あの人が何かつくっている」と認識している状態を、私たちは大切にしています。それが、次の関係——たとえば芸術祭での出展や、地域の方との共同制作——につながっていきます。
地域の方や滞在者に向けたワークショップ・公開制作・トークなどを実施したい方には、当社が会場と広報を支援します。喫茶スペースや宿泊棟の共用部を会場として使っていただけます。実施の有無は選考の合否に直結しませんが、ご提案いただける場合は応募時にお書きください。
「とりあえず来てから考える」ではなく、応募の段階である程度のリサーチをしていただいている方を想定しています。
・SNS等での制作過程の発信を週2回以上
・地域の方との対面での交流(前項のとおり必須)
・最終週に成果報告(展示/発表/記録のいずれか)必須
・納品物の内容・形式・期限は、web面談時〜到着後2日目までに書面で合意
・納品完了をもって、滞在費・交通費の当社負担分を確定
ご希望される方には、喫茶営業に関わっていただくことも可能です。手数料制の運営委託という形で、初期投資なく関わることができます。売上に応じて対価が発生する、シンプルな仕組みです。「制作に並行して、場を回すこと自体に興味がある」という方には、ぜひご活用ください。
ただし必須ではありません。制作と地域調査に専念したい方は、喫茶を切り離してご滞在いただけます。
居住はコナレル2階を予定しています(任意)。光熱費・Wi-Fi無償、冷暖房完備。ミニキッチン・冷蔵庫・冷凍庫・電子レンジがあり、自炊も可能です。
浴室はありません。入浴は徒歩5分の銭湯「びわこ湯」をご利用いただきます(自費)。長浜には現役の銭湯文化が残っており、毎日通うリズムそのものを楽しめる方に向いています。
2. 書類選考・web面談
3. 採用決定後、滞在開始
4. 初週(試用期間)/お互いの相性を確認し、到着後2日目までに次を書面で合意
・納品物の内容・形式・期限
・滞在中の発信頻度・地域交流の進め方・成果報告の形式
・(希望者のみ)喫茶営業の参加日数・時間
5. 双方合意後、1週間単位で本契約・更新
6. 期間満了時に納品物確認 → 滞在費・交通費精算
・制作過程や成果を外に開くことに抵抗がない方
・地域を「素材」ではなく「対話の相手」として扱える方
・初めて訪れる土地でも、調査・理解・敬意をもって動ける方
・共同で使う場・備品・人間関係を、丁寧に扱える方
※ プロフェッショナルな活動と姿勢を前提としています。
・「自由気まま」に過ごすことを目的に応募される方
・連絡・報告・相談を怠る方
・共同で使用する場・備品を雑に扱う方
・地域やスタッフへの配慮を欠く方
当社は、長浜のまちなかを舞台とする芸術祭「長夜の芸術祭」の事務局を運営しています。町家・蔵・商店といった日常の場所を会場に、秋の夜のまちを回遊する芸術祭です(2026年会期:10月29日〜11月13日)。
次年度以降の出展作家については、このレジデンスに滞在し、長浜での制作実績がある方から優先的にお声がけします。参加を確約するものではありませんし、滞在すれば必ず出展できるわけでもありません。ただ、私たちが作家をお誘いするときの判断材料は、経歴書よりも「この町でどう過ごし、どう作ったか」です。その意味で、このレジデンスは芸術祭のもっとも確かな入口になっています。
このほか、滞在中の関わり方や制作内容によっては、宿泊棟での作品展示や、地域の事業者との協働制作といった関係が生まれることもあります。いずれも約束されたものではなく、この場での積み重ねの中から自然に生まれていくものです。
・滞在中の生計を自分で成り立たせられる方
・長浜という土地に敬意を払って制作できる方
・浴室のない暮らしに違和感のない方